技能実習生(介護を除く)では、来日要件に日本語能力はなく、一般的に送出機関が求人募集し、選考された候補生に対し面接合格後、在留資格やビザ申請の手続き期間を利用して、TESDA認定の日本語学校で来日前教育として約180~360時間の日本語を教えています。この日本語教育費用は、日本語学校によって多少の格差がありますが日本の企業によって負担されています。

しかし、介護の技能実習生の場合、入国要件に日本語能力試験N4以上があるために、面接する候補者は、日本への入国要件を満たした者のみ(日本語能力試験N4以上とCaregiving NCⅡの資格保持者)で行っています。
この日本語学習費用は、原則本人負担で受講していますので、面接に合格した段階で、日本の介護事業者側に一定の金額を日本語学習費用として負担して頂いております。
学習者の能力や環境により、日本語能力試験N4以上に合格するまでの日本語の学習期間や費用が異なるため、学習費用全額ではなく、一定の金額としています。

フィリピンでは、送出機関が日本語学校を経営することができませんので、TESDA認定の日本語学校と提携しています。
提携している日本語学校は、入国前の日本語教育の重要性を認識し、日本語能力試験N4以上に合格できるように教育を徹底し、教師の質や学習方法の改善にも取り組み、日本語能力試験N4に多数合格させています。

特定技能における日本語能力の水準は、日本語能力判定テスト又は日本語能力試験(N4以上)と介護日本語評価試験(介護職のみ)で判定されます。日本語能力試験N4以上の合格者は、特定技能に必要となる基本的な日本語能力水準を有するものと評価されます。このように日本語能力試験N4以上の合格が必要になります。技能実習2号を修了した者は、この試験等を免除されます。

また、介護の特定技能における日本語能力の水準は、国際交流基金日本語基礎テスト又は日本語能力試験(N4以上)と介護日本語評価試験に合格する必要があります。
その他の特定技能の場合も、介護の技能実習生の場合と同じように、日本語学習費用を本人負担で受講していますので、面接に合格した段階で、日本企業に一定の金額を日本語学習費用として負担して頂いております。

提携する日本語学校は、入国前の日本語教育の重要性を十分認識し、日本語能力試験N4以上に合格できる教育を徹底し、教師の質や学習方法の改善にも取り組んでいます。
技術・人文知識・国際業務や介護を除く技能実習生には、入国要件に日本語能力資格はありませんが、受け入れる日本企業の希望により、事前の日本語学習も行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

日本語能力試験について

JLPTはJapanese Language Proficiency Testの頭文字で、日本語能力試験と言います。日本語を母語としない方を対象にした試験で5つのレベルの試験があり、N5が一番下のレベルで、N1が一番上のレベルです。
レベルの目安を会話レベルで見ると
N5 - まだまだ片言のサバイバルレベルで英語がたくさん混ざる
N4 - なんとか会話ができるけれどもまだまだ不自由
N3 - だいぶ慣れてきて日常的なことは結構話せる
N2 - 知らない言葉や表現もあるけれど、日本人が普通に話してもほぼわかってもらえる
N1 - 結構、難しい言葉を知っていたり、本や新聞を読んでディスカッションしたりできる
JLPTは「文字・語彙」「文法読解」「聴解」の全て4択問題の試験、読みと聴解のみの試験で会話力試験も面接試験もありませんので、会話力が伴わないことがよくあります。日本語を覚えて聴解力があって聴解試験で得点をかせいでも、文字語彙や読解が悪かったら合格できません。逆に、漢字や読解だけできても、聴解力が極端に低かったら合格できません。
・ 日本語能力試験 JLPT (http://www.jlpt.jp/
・ J.TEST実用日本語検定(http://j-test.jp/
・ 日本語NAT-TEST(http://www.nat-test.com/

JLPTJ-TESTNAT-TEST語彙数漢字数学習時間
N1650~7001級約10,000語約1,850字1,000時間
N2550~6002級約5,900語約1,300字800時間
N3400~4503級約3,350語約700字600時間
N4350~4004級約1,700語約320字400時間
N5250~3005級約750語約120字200時間


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